サヤ取りについて

外貨トレードでサヤ取りすることのメリットとデメリットを覚えよう

リスクを減らす外貨トレードに「サヤ取り」というのがあります。これは「売りポジション」と「買いポジション」を同時に行うということです。これにより金額の上下のリスクを減らすことが目的です。

では、どうしてリスクが減らせるのでしょうか。まず、売りポジションというのは「先に売ってから後で買う」という方法を取るときに「先に売っている」状態です。まだ買って損益を確定させていない状態です。買いポジションは「買ってから売る」という方法で、こちらもまだ「売って」損益を確定させていません。これをするときには「高額な銘柄を売って」「安価な銘柄を買っておく」ということになります。

次にリスクですが、売り買いでのリスクを考えてみてください。基本的には「安く買って高く売る」ということと「高く売って安く買う」ことになります。ですが、リスクとして「安く買ったけれど、さらに安く売らなくてはいけなくなる」ことや「高く売ったけれど、さらに高く買うことになった」ということが考えられます。実際の金額にすると「100円で買ったものを20円で売らなければならない」「100円で売ったものを1000円で買わなければいけない」ということになります。

これを防ぐために異なる銘柄で「関連性があるもの」を同時に取り扱うのです。A銘柄が100円でB銘柄が50円だとします。この二つには関連性があり、一方が上昇するともう一方も上昇します。Aを100円で売り、Bを50円で買ってあります。これが同時に上昇します。しかし、その上昇率には差があるものとします。Aが110円でBが70円に上がりました。Aを買い戻すと10円の損失になりますがBを売るので20円の利益になり、差し引き10円の利益となります。これがサヤ取りです。上昇しているときはこの通りに、下降しているときはすべてを逆にすることで利益を出す、ということが出来るのです。

ですが、リスクもあります。これは「プラスの幅が大きくなる」ことが前提です。Aの銘柄が200円まで上がり、Bは60円までしか行かなかったということも考えられます。その場合はマイナスになってしまいますし、どちらからもプラスが得られずマイナスだけがかさむことも考えられます。そのため「関連性が強い」ことが必要になります。一方が上昇したらもう一方も上昇するという関連性があることで成り立ちますので、関連性が無い、弱いもの同士でサヤ取りをすることは出来ません。

サヤ取りはリスクを減らすことが出来ます。ですが、サヤ取り自体が持つリスクもありますので、しっかりとリスクを把握して取引をするようにしましょう。

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